無雙直伝英信流


略説
居合は日本刀(初心者は模擬刀)を用いて伝来の型を行う武道で、急変に直ちに応じて己の身を守る為の刀法です。
居合の座作進退により身心を錬え、真剣をもって敵前の自己を究明する事は、仏家の座禅にも匹敵し、日本武道の根元であり、処世の大道であります。

意義
居合とは剣道の立合に対して居合という意味で、不意の襲撃に対し鞘放れの一瞬に勝を制する必要上創案された刀法です。坐居の時、歩行時、その他、如何なる時、所に於いても正しい真剣の刀法と身体の運用を錬磨し、己の心を修める道であります。

目的
真剣による武技を通じ、身体を錬磨し、技術の練達を計り、武徳修養に努め、礼譲慈愛に富む質実剛健の精神を作興し、国家社会に貢献し得る立派な人材を育成する事が目的であり、すなわち武道を通じての処世の修養であります。


 居合とは心に勝つが居合なり 人にさかふはひがたなと知れ

居合とは人に斬られず人斬らず 己をせめて平らかの道 





居合種目

 
1.正座の部









2.立膝の部











 (奥居合)
3.居業の部









 (奥居合)
4.立業の部













大日本居合道
刀法











太刀打之位










詰合之位